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このところ高速道路のゲートではETC(通称「ノンストップ自動料金支払システム」)専用のものが目だって増えてきた。聞くところによるとこの3月までに利用率を50%にするのが目標とか。。。
かくいう私は、前からETC機器を搭載するのが面倒だと思っていたので興味を示さないでいた。別にETCでなくとも立派に走行できるので要らないと思ったのだ。第一、私の経験した高速道路での混雑状況の半分は、ゲートの直前か直後で、ETC専用のゲートを抜けてきた車がこの混雑状況に巻き込まれているのを見たときはなんともいえない皮肉感を覚えた。
一年ほど前になると、徐々にETC専用ゲートが増えてきたので、「それでは私も考えよう。」と思った。ところが、いつも立ち寄るサービスセンターで聞いてみると、車載器の取り付けは簡単で時間も掛からないが、取り付けの前にカード会社からETC専用カードを交付しておいて貰う必要があると言う。それを聞いたら、また面倒になってそのままにしておいた。
しかし、年が明けてから、また何時ものように高速道路を中心に走り回っていると、どうもゲートの増え方が急である。特に、一つの車線の途中のインターチェンジから高速に入るときは、ゲートは精々二つしかないし、そのうちの一つは必ずETC車以外のクルマのために料金窓口があるから私のクルマにETC車載器を搭載していなくとも運転に支障ないのだが、主要車線の始点・終点のようにゲートが沢山あるところはそうもゆかなくなってきた。
以前のようにETC車線が例外の時には、ゲートに向うときには高速道路を運転してきた道の道なりに進めばそれで目的のゲートに行き着いていた。ところが最近はこれが著しく趣が異なり、ETC車載器搭載の車のための専用レーンが多くなったので、私のように車載器の無いクルマは注意してどのゲートに狙いを付けるか早めに決めておかないとゲート付近の走行が危険になってきたのだ。つまり、普通は高速道路を走ってきてそのまま目標のゲートに向えばいいのだが、以前にはETC車用のレーンでなかったところが、いつの間にかETC専用レーンになっていると慌てて別のレーンを探さないとならないのである。「探す。」と言っても運転中だから瞬間の目の働きで済ませないといけない。こうしたときに後続車が少ないときは問題ないが、後続車が多いときはそれらの車も結構なスピードを出しているので、下手に進路を変更すると後続車にも自車にも危険が及ぶことになる。
そこで、私も思い切ってETC車載器を載せることにし、手続きに歩いた。歩かなくともカード会社にインターネットで頼む方法があるようだが、カードを受け付けて発行するまで時間があるようだ。しかし、幸いにも私の持っているカードの会社の前を通りかかったので、そこでそのサービスセンターに寄って手続きしたのである。手続きは思った以上に簡単で、15分も立たないうちにETCカードを手にしていた。
「これならば、、、」車載器の搭載も早いのではないかと思って、今度はクルマの方のサービスセンターに電話した。そうしたら、「メーカーにこだわらず、純正品にこだわらないと言うなら総額2万円で1時間以内に取り付けできます。という。それならば、、、と次の日に取り付けにゆくことにした。それが昨日の土曜日である。
約束の時間に着き、取り付け場所の希望を聞かれたので適当に指示し、後はそこのフロアーで1時間待つことにした。1時間きっかりで工事は終わり、車も返されたが、支払いのときにびっくりした。事前の説明では、器具だけで2万円で、他には一切費用はかからないと言うことだった。ところが、更にサービスがあった。2月8日から28日まではETC車載器の搭載奨励期間で、この期間に車載器を取り付ければ5250円もキャッシュバックになるのだと言う。よく話を聞くと首都高速道路については「財団法人道路システム高度化推進機構」というところから助成金が出ているのだそうだ。
こうして、2万円の出費のつもりが、結局は14000円弱の支払いで済んでしまった。今までジョセイキンなどというものは貰ったことが無かったせいか、なんだか得をしたような気分だ。
もっとも、土曜日も今日も、まだ一度も高速道路は走っていない。
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